令和元年7月十三会例会

●例 会 内 容

  日 時:令和元年7月12日(金)PM7:30 【会 場:コルテーヌ7F】


●講 演

 『モノレール構想についての説明とその討論会

●講 師
 徳利 浩司氏 (鹿児島市議会議員・当会会員)



講 演 内 容

1)講師のプロフィール
 当会会員であり鹿児島市議会議員、30年後に若者が住みたいと思える街づくりを若手経営者や大学生とともに未来を語りあって活動中 

2)説明内容
 現在の市電の延長計画がなかなか進まない中で、鹿児島中央駅から新屋敷、住吉地区を経由して@市民文化ホールや県庁(鴨池のスポーツゾーン)、市立図書館まで結ぶルート、同じく鹿児島中央駅から住吉地区を経由してAドルフィンポートや水族館、鹿児島駅、石橋公園へ向かうルートにモノレールを敷設することにより、海の玄関口である鹿児島本港・新港と鹿児島中央駅や鹿児島駅を結ぶことで観光客の動線を県全体へ波及することや、スポーツイベント・音楽イベントでの利用、県庁職員等の通勤手段利用などによる交通渋滞の緩和や二酸化炭素削減による環境負荷低減(フランスのストラスブールLRTの例で一部学生が説明)などが期待できる。

3)討論会での感想・意見等の例
@モノレール建設工事費用が市電延長に対して多額になる可能性があるのであれば市電延長を優先すべきではないか?
A現行の鹿児島中央〜鹿児島駅間を市電からモノレールに変更し、かつその区間について自動車の立ち入りを禁止することで健康な街づくりができるのではないか?
Bモノレールは空港と大都市部を結ぶなどの利用以外では建設困難ではないか?
C今回のまちづくり構想は、鹿児島中央駅と鴨池〜海沿い〜本港地区〜鹿児島駅などが中心の構想であり谷山・中山など南の地区のまちづくり構想についても聞いてみたい