平成27年7月十三会例会

●例 会 内 容

  日 時:2015年7月13日(月)19:30− 会場:歯科医師会館 4F


●講 演

「地球に遊んでもらいましょう」

●講 師
大岩根尚氏 (三島村役場定住促進課、地球科学研究専門職員)

 今回の講演は三島村役場職員で南極地域観測隊に参加されたご経験をもつ大岩根尚さんに、南極での活動を中心としたこれまでの様々な経験、三島村へ赴任した経緯、ジオパークなどについてのお話をうかがいます。



講 演 内 容
 


1)大学で地質学の博士号をとられた講師が、南極観測隊の業務等を経て、現在三島村役場で約7800年前に上空40kmまでの大噴火した鬼界カルデラのジオパーク認定に向けた活動を通して地域活性化をしている。

2)三島村は人口370名程度(役場職員約50名(フェリー関係含む)で一番小さな団体であり、過疎地・離島だからこそジオパーク認定が成功したらインパクトが大きいと期待している。

3)「地球と(を)遊ぶ」をテーマに
@硫黄島噴気から採取した硫黄化合物を手作りで精製し、花火を作る体験
A温泉のでる洞窟に海からカヤックで入る体験
B独特に進化をしたサンゴや海底からの熱水をスキューバダイビイングで楽しむ体験等などを企画(実施)している。

4)講師の最終的な夢は地球規模の自然を体感しながら「自分なりの幸せの形」や「人生の生き方・過ごし方」を学べるようなフリースクール(松下村塾のような)を作りたいということ。

5)質疑については福留氏、白尾氏、小倉氏等よりあり活発な意見交換がなされた。