平成25年11月十三会例会

●例 会 内 容

日時

2013年11月13日(水曜日)PM7:30

講演
「これからの中小企業における第二創業について」
講師:K−OFFICE 代表 角 幸憲(かく ゆきのり) 氏
講師近影
●内容
経営コンサルタント 角 幸憲(かく ゆきのり) 氏をお迎えして
以下内容にてご講演いただきました。

第二創業とは

  • 第二創業もいろいろ(経営革新、後継者による事業拡大)
  • 生存:会社も時代に適応して生き残らねばならない。
    時代により求められるビジネスがある。(今:100円ショップ、昭和初期:1銭商店)
  • 同業他社との競合が始まる段階を過ぎるころに成長のピークが来る。
    その前に新事業をスタートしなければ衰退期を迎えるかも
  • チェアーの理論:
    脚が一本だと折れたら倒れる。脚が何本もあれば一本折れても倒れない。
  • 既存事業への固執は時代変化への不適合に気づかないというリスクを招く。
  • 今していることにプラスアルファで新事業にならないか考える。

新事業に取り組む前に知るべきウソ

  • やってみなきゃ分からない?
    =>厳しい目できちんと調査する。
  • 他がやっていないことを見つける?
    =>やっていないことは淘汰済みかも。
  • ニッチとは隙間産業?
    =>ニッチとは必要とされてはいるが解決されていないもの
  • イノベーションとは革新的?
    =>今まで満たされていない潜在的な要求に応えること
  • ○○がないとできない?
    =>できない理由より、欲しいもの・したいことを考えよう。
  • ホームページ作ればOK?
    =>顧客にアピールし伝わらなければ意味がない。
  • 商品力・技術力があればOK?
    =>どう売るのかがなきゃダメ。

事例に学ぶ

  • 新しいものは受け入れられるのに時間がかかる
  • 既存のものをどう活かせるかの方が近道
  • 様々な切り口で違うビジネスにできないか考える

補助金も活用しよう

  • 様々な補助金が用意されているので活用を
  • 社労士やコンサル等に活用できそうな補助金が無いか聞く
  • 知っていることは強み。コストを掛けてでも情報を得るべき。

質疑

  • Q:上手く行く・失敗するのはどんな企業?
    A:新事業で成功する経営者は一言で言えば素直な方。
    お客様や周囲の声にきちんと耳を傾け、良いと判断したらすぐ行動できる。
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