いまや大人気のローカルヒーロー薩摩剣士隼人の生みの親である 外山氏をお迎えしてお話しいただきました。
以下内容にてご講演いただきました。
薩摩剣士隼人 第一話上映
青少年期
- 小学生の頃から特撮大好き
- でもなぜか制作側目線(夢があるようで無い?)
- 夢は円谷プロで働くことだった。
- 小学校からの仲間と今も一緒にやっている。
- 学生時代からキャラクターコスチュームの自作を手がける
- 高校時代にはイベント会社で脚本担当
- 卒業後そのままイベント会社に就職も商売としてのショーが嫌になり退職
いろいろやってみた
- 女の子にも受けがいいのは占いと考え占い師に
- 1回500円という価格も受け1日60人のお客が
- 人気がでると深刻な悩み相談が増えてきて廃業
- 次に始めたのはUMA探し、その名もドラゴンサーチャー
- 「つちのこを探す男」として各種メディアで取り上げられた
- 全国放送で取り上げられると300通くらいお便りが
- あくまで活動は趣味。主な収入源は日雇い
- 海外ではUMAのフェイク映像専門の制作会社があることを知る
- UMAを信じきれなくなり廃業(それまではマジだった?!)
ヒーローを作る
- 友人5人で3万づつ出資してヒーローショー制作開始
- メディアとのコネクションもあり取材してもらえる
- 2004年〜2006年「オモチャキッド」放送
- 様々な方の協力もありTV放送につながった
- 本来1回80万円相当の放送枠を提供してもらった
- ヒーローショー&おもちゃ回収・リサイクルというイベント構成
- きぐるみ制作等でギャラもいただけるようになり会社設立
- ローカルヒーローとしては先駆的な存在だったけどビジネスとしては…
地域を盛り上げるローカルキャラクター
- その後各地でローカル初のキャラ・ヒーローが話題に
- 莫大な金額の経済効果につながった事例が続々登場
- 端緒はyoutube等ネットを使った低コストでのムーブメント拡大
- 「オモチャキッド」は郷土色は排除していたが、
郷土関連の仕事を契機に鹿児島を盛り上げられるヒーローを発案
- ビジネスとして鹿児島を活性化できるプロジェクトにしたい
- 全年齢層をターゲットできるよう様々なキャラ設定を考案
- OP、EDの演出コンセプトは時代劇ドラマ
- 鹿児島をどうアピールするかを全方位で考えた
- 敬天愛人、郷中教育等の思想をシナリオに練り込む
- 鹿児島弁、郷土料理、文化風土を取り上げる
- 子どもたちに鹿児島を知り興味を持ってもらえる
- 全国に鹿児島を知ってもらうきっかけにしてもらう
広がる「ぼっけもんワールド」
- youtubeで公開 => ファンがSNSで宣伝して広がっていく
- 鹿児島を知り好きになってもらうことにつながる
- 子どもたちの鹿児島弁認知向上やかごしま検定人気に
- ショーイベントにてナンコ大会や示現流スポチャン等も企画
- キャラクタグッズ、音楽、ゲーム等すべて地元の素人が制作
=> 地元クリエーターの活躍の場になっている
- 他の地元ローカルキャラクターとの共演もできるようになった
(従来は様々なしがらみもあり困難だった)
- スポンサー各社からも広い心で協力いただいている
(キャラクター商品独占等を主張しない。地元が盛り上がれば)
- スタート当初からテーマパーク「ぼっけもんランド」の実現を掲げてきた
- 最初は笑われたけど今ではプロジェクトにどう関与できるかの相談が増えている。
- その他にも様々な企画が進行中。ぜひ一緒に盛り上がりましょう。
|