今月の例会では福岡から講師をお招きし、お話しいただきました。
市の助成金制度活用により、通常当会ではお呼びできない講師にお願いすることができました。
以下内容にてご講演いただきました。
自己紹介
- 誰の言葉かで人への伝わり方は違う。まずは私自身についてお話します。
- 多くの方との出会いや自らの経験から感じたことをお伝えしています。
- 世界に出ることで日本を知りました。
- 子供を持つことで親の気持ちを知りました。
- 健康を失ってそのありがたみを知りました。
- 伴侶の事業失敗からお金にまつわる苦しみを知りました。
- 家を出て働くようになり社会の厳しさを知りました。
- 「男は男らしく。女は女らしく。生きたい人生を送れるように」
- 信頼関係を築くことの大切さは人も企業もいっしょです。
- どんな組織であれ人が集まってできています。
- コンサルとして外からの目で見るとよく見えてきます。
コンサルトして客観的に見て感じたこと
- 問題が起きたときはどこも同じ。言った。言わない。言わんでも分かるはず。
- コミュニケーション大事というが掛け声だけ。どうすれば?
- 私から「何で?」と聞かれ考えることで根源が見えてくる。
- 根源が見えれば具体的な解決策の取っ掛かりが見える。行動に移れる。
- スタッフと経営者の双方に「何で?」を問いかける。
- 相互に取っ掛かりが見えてようやく「どうすれば」が進む。
- 人は自らに枷をはめてしまう。
- 打ち破るにはお互いに気持ちを伝えること(愛情・満足・信頼)
- 経営者とスタッフに信頼関係があるところは強い。
- 「社員が頑張ってくれているから」「社長がすごいんです」
- 愛・お金・健康の3つが小さくてもバランスがとれていれば伸びていく。
- どれかだけが突出しているところは長続きしない。
- 若い世代に言葉が通じないことは増えている(宇宙人?)
- 言ってるつもり。やってるつもり。じゃダメ
- 意味がわかっているのかどうかが大事。共通言語つくろう
- どうすれば彼ら・彼女らに伝わるか工夫し、伝わっているか確認を
- クレドを斉唱させてもスタッフは心の中で舌を出しているのかも
表現方法のこと
- もともと生きることはシンプルなはず。だけど。
- どうすれば相手から認めてもらえるか。愛されるか。意識しないと。
- 個人の場合の4つのポイント
- 1.外観・外見
- 会社なら看板、玄関
- お金がないの?意識がないの?
- 目的を持ってファションをチョイスする。
- 女性はパッとひと目で判断しちゃう(男はあんまり見てないけど)
- 持ち物で性格を評価される。中身の評価の前に終わり。
- 適当はありえない。全て気を使うべき。
- 身だしなみ。カバンの中身。メモのとり方。雑な人はすべて雑。
- 自分でわからなきゃ人の評価を受けよう。
- 2.表情
- 表情には何を考えているかが如実に現れる。
- 環境が表情を作る。
- 大きな声を出しちゃいけいない雰囲気の職場では表情も失われていく。
- 職場でもメリハリをつけて感情を出せる時間を設けるべき。
- どんなときも笑顔でいることに努める。
- 人間は共感のために感情・表情が伝搬する。
- あなたの表情は周りの迷惑かも?自分の表情に責任をもって。
- しかめっ面したりむっつりしても何のメリットも無い
- スタッフは萎縮して発言がなくなっていく
(怒られるなら黙っとこう。取り繕うだけに終始)
- 3.姿勢・振る舞い
- 歩き方で人生が見える。猫背の人は猫背の人生。
- 胸を張った凛とした姿勢・歩き方(自身・意欲・志が表れる)
- 本人はちゃんとしているつもりでも…(人があえて指摘することはない)
- 歩幅・つま先の位置大事
- スタッフが人へ接する時の振る舞いはちゃんとできている?
- 相手によって対応が違うのはありえない。(上客と取引先で態度が違う?)
- スタッフへのしつけは大事
- 4.言葉遣い
- それまでの人生によるものだからそうかんたんには変えられない。
- まずは感じのいい「あいさつ」と気持ちのいい「返事」
- お互いにいっしょに仕事できることは有難いこと(ほんとの感謝のおはよう)
- 環境が良くなれば良い人材が寄ってくる
- 顔も見ないあいさつはあいさつしたつもりでしかない。
- 「頼まれごとは試されごと」きちんと指示に従い報告をすることで評価される。
- 気持よくハイと言える自分になる。(自分との戦い)
- 指示を欲するスタッフを育てる環境を作る。
- 言葉遣いは言い方・伝え方等色々なテーマがあるけどまず挨拶がスタート
- スタッフが幸せであることを考えることが組織の成功につながる。
例会後の懇親会も含め、オブザーバの方も多数ご参加いただきました。
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