冒頭、会長より十三会として東日本大震災に対する義援金を送付したい旨の話があり、当日出席された会員より募金を募りました。 翌日会長より日本赤十字社を通じ募金した旨ご報告いただいております。
藤崎氏より以下内容にてご講演いただきました。 当日配布のリーフレットおよび資料はこちらです。 南日本新聞にて年1回程度地域活動で報道されているとのことで、資料として記事のコピーが配布されました。
落選と再建の4年間
- 落選して3ヶ月程は呆然としつつ居酒屋アルバイトで接客に没頭
- 落選した時二人目の子供が生まれたばかり
- 半年間は生活のためバイト生活
- 複数の会社のお手伝い、顧問などで生活
地域再発見
- 地域の仲間に事業主の後継者がたくさんおり、ちょうど落選時期に地域活動が盛り上がり通り会の青年部に参加
- 町内会の取り組みからの縁で様々な活動に取り組み
- 桂庵禅師没後500年記念誌、町歩き意見交換、薩摩義士顕彰会
- 「伊敷」検定 子供版と大人版あり 5年程度は続けたい。
- 緑ヶ丘に地域FM「FMさつま」開局(様々な地域活動の一つとして)
NPO法人で開局可能となった。防災無線の代替としての取り組みが盛んになっている。民生機器で一千万程度で開局できる。番組制作で参加していただくのも歓迎。15秒CM 500円で出せる。色々な番組企画を模索中。
県政の課題
- 以前立候補した際(12年前)につくった自分のサイトの掲示板に竹原氏(元阿久根市長)が自分の主張を大量に書き込み迷惑し、面談した。
公務員人件費に関する主張には一理あるが議会の説得など細かなコミュニケーションが元々不得手な印象がある。 「減税日本」の躍進についても議会との説得・議論がなされていないのは疑問
- 議員は支援団体(出身母体)がある方が大多数
実務ができる方が少ない印象がある 資料を精査して議論するという方は10名程度しかいないのでは。 予算要求をするだけでなく、チェック(監査)ができる人材が今後必要。
- 政務調査費は財政基盤が弱い議員にはありがたい。(視察費用など、月額30万円)
他の費用とどんぶり勘定の議員がまだまだ多い。以前は領収書提出さえなかった。 情報公開されるようになり世間の目が厳しくなった。 現状政務調査費はそのままだが議員削減により経費削減がされている。
- 県庁・県議のHPにてPDF資料が入手可能
る分野をキーワード検索すれば様々な資料が見ることができる。 資料に基づいて議員に質問・要求を投げかけよう。
- 現職時代に訴えていた政策で最近実現したものもある。
全県的な図書館の横断検索 県のパーキング 60分から90分に延びた
さあ、選挙だ!
- マニフェストを読み込む方は少ないのでリーフレットで要約を訴えている
企業訪問の際等にリーフレットに記載している内容を全部は説明できないので配布だけにし、ポイントを紙芝居仕立てで訴えている。 多くの企業にて朝礼等でお時間をいただいてお話させていただいている。
- 人口減・税収減で鹿児島ピンチ
- 鹿児島++(プラスプラス)大作戦
- ブレイク鹿児島(流行を発信して投資や観光客を呼び込みたい)
- オープン鹿児島(シャッター街を開けるための地域活動推進)
- セーフティ鹿児島(安心・安全の取り組み、絆の再生)
- 議会改革を進める
- 名刺の裏は履歴書
いろいろな方法で自分を知ってもらう工夫のひとつ
- 票読みの話
名簿の人数×信用度から積算していく。 親族が集めた名簿、1度挨拶した程度の付き合いあいの会社さんからいただいた名簿、友人が集めた名簿、仕事上の付き合いのある方からいただいた名簿等条件により信用度は異なってくる。
- 議員特権はなくなってきた
議員年金もなくなったのでミッションを決めてやらないと だらだら何期もやっていけない 子育て世代が議員になろうとすると日当制度は厳しい
質疑応答
- シャッター通りの解消はどうするのか。固定資産税の問題大きい
=>オーナーさんと協議の上区画整理的に空いている店を集約するなど考えたい 短期的にはソフト的な取り組みが中心と考えている
- 地域からということで、地元(伊敷)に何をしてもらえるか
=>谷山地区、吉野地区に比べるとコンプレックスがある 時間はかかるが区画整理も含めた基盤整備を進めたい。
- 小さな組織から町おこしという地域もあるが伊敷団地は古く独居世帯も増えている。盛り上げる手だてとしてそうした世帯の方にボランティアに関わってもらえないかと思う
=>町内会活動の活性化が必要。今は班活動もない。新しいコミュニティを築きたい。子供の餅つき大会などの取り組みを広げてく。緊急連絡網から支援の仕組みを作る。時間はかかるが少しずつプラスのサイクルにしていきたい。
- 道州制のように市町村の単位を大きくして、大きな予算を扱える人材が必要では
=>道州制導入に伴う議席をどう確保するかという問題もあるが、質の向上が優先課題
|