以下内容にてご講演いただきました。
- 戦後、人口増加とともに高度経済成長が続いてきましたが、ついに人口が減少に転じ国内市場の縮退が始まりました。
その市場に対して大規模店舗の進出等による競争も激化しています。
公共投資についても高度経済成長期のようなインフラに対する大規模な投資は望めず縮退が顕になっています。
実に7割の企業が赤字決算であり、実質的には8割以上の企業が赤字の状態にあります。
- こうした状況で生き残るためには、経営課題を明確にしなければなりません。
赤字の原因を明確にすべきです。 今現在の結果の原因と本来あるべき姿(目標)とのギャップこそが改善課題です。
現状認識が甘いと本来の原因を見つけ出すことができません。
赤字の原因は何か現状をしっかり分析しましょう。 売上減少? 利益率低下? 経費削減の限界?
例えば売上減少の現状をどこまで客観的に把握出来ているのかが大事です。
売上高=客数×単価ですが、減少したのは客数でしょうか、それとも平均単価でしょうか?
客数が減少したのであればその理由はなんでしょう? 取引先の倒産・廃業? 他社に奪われた? 新規顧客が増えていない?
新規顧客獲得が課題だとすれば、現状の獲得実績や目標設定はどうなっていますか?
- 現状認識がしっかりできないと対策を打つことはできません。
現状が明らかになれば自ずと対策も見えてきます。
対策は具体的な行動計画(5W1H)まで決めましょう。
数値目標を定め、何故やるのかという動機付の周知が大事です。
PDCAのP(計画)が大事です。走る前に計画を詰めなければ経営管理にはなりません。
市場が縮退する時代の経営は戦略的でなければなりません。
- NPO法人にて団塊の世代を中心にリタイアされた方の第2の人生のお手伝いをしています。
仕事以外の中間づくりやまだまだ社会貢献がしたいという方のご支援をしています。
社会貢献支援の一つのスタイルとして、
こうした世代の方々の人脈やノウハウを企業に提供し、成功報酬として対価を得るビジネスモデルを考えています。
NPO法人としてリタイアされた方に肩書を提供し、新たな顧客を求める企業にご紹介していく予定です。
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