役員・グループ | 氏 名 | 出欠 | グループ | 氏 名 | 出欠 |
役 員 | 奥 博志 | 出席 | Cグループ | ※川田代 泰孝 | 欠席 |
中間 利秋 | 出席 | 井上 剛 | 欠席 | ||
松田 武泰 | 欠席 | 深川 純一 | 出席 | ||
黒木 祥輝 | 出席 | 加治 亮一 | 欠席 | ||
長田 拓哉 | 出席 | Dグループ | ※白坂 哲也 | 出席 | |
小倉 米満 | 出席 | 安藤 博文 | 出席 | ||
Aグループ | ※植村 秀一 | 出席 | 村岡 澄隆 | 欠席 | |
丸尾 直樹 | 出席 | Eグループ | ※米倉 勉 | 出席 | |
有村 寛之 | 出席 | 長島 昭典 | 欠席 | ||
Bグループ | ※新納 重照 | 出席 | 豊永 伸一 | 欠席 | |
日高 剛 | 出席 | 西国原 博夫 | 欠席 | ||
早川 美穂 | 欠席 | ※ | グループ長 |
演題: | 「これからの鹿児島」 |
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講師: | 鹿児島県議会議員 打越 あかし 氏 |
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●━━━ 演 題 内 容 ━━━● 今回は、かつて十三会でも会員としてご活躍され、現在は県会議員としてご活躍中の打越あかし氏に「これからの鹿児島」という題目で講演をして頂きました。 日本の財政、予算、借金、年金、医療費などの現状について数字を示しながら分かりやすく説明され、その中に鹿児島を対比させながら非常に分かりやすくお話を進めていかれました。 国も地方も現状は非常に厳しく、鹿児島県は、3ヵ年の財政改革に着手していて、今年度末で1年が終わるとのことでした。氏は、この財政改革プログラムに関しては、3年で収支をとんとんにするのが目的だが、とんとんでは借金の返済が出来ないではないかと厳しい意見を述べられました。 今回のお話の大きなポイントに、市町村合併が上げられます。もともと鹿児島県には、900近い市町村があったそうですが、明治の大合併、昭和の大合併を経て、現在は96市町村です。今回の平成の合併では、これらがさらにまとまろうと、法定協議会等が設立されています。 氏によると、今回の合併によってミニバブルが起きるのではないかとのことでした。 まず、県より、合併特例交付金がおります。例示されたものでは2つの町が合併すると5億円おり、以下、一ヶ所増えるごとに1億円ずつ加算される交付金です。またもう一つ、合併特例債というものを発行できるようです。これは、事業費の95パーセントを国が払ってくれる制度になっているようです。小さな頭金で大きな事業が出来るとのことでした。 市町村合併に関連して、合併により一層都道府県の役割はなくなっていくのではないか。将来合併も進めば、国と地方の橋渡しでもある県の役割はますます減っていき、本当に小さくスリムな行政になり、道州制へと移行して行くのではないかなとのことでした。 近年の規制緩和の中で都道府県には徐々にですが課税の自主権が認められてきているとのことです。しかし鹿児島では、まだ実績がないとのことです。貧乏な鹿児島、これ以上税金の種類を増やすのは・・という意見も多いとのことでした。氏はそれでも、税金と言うのは、ただお金を取るだけではなく、例えば環境問題に関連させて、スーパーのレジ袋一枚一枚に課税し、買物にはなるべくマイバッグを持参してもらい資源の節約をするなど、アイデアしだいで世のためになる課税と言うのもあるのではないか、とのことでした。 話が進みつつある市町村合併ですが、会員の皆さんのお仕事に、どのような影響があるのか、考えてみませんか。 |
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以上 |