出席者 | 奥 博志 小倉 米満 安藤 博文 植村 秀一 松田氏 妹 |
中間 利秋 中間氏 婦人 新納 重照 豊永 伸一 日高 剛 |
川田代 泰孝 長田 拓哉 白坂 哲也 米倉 勉 |
黒木 祥輝 黒木 京子 黒木 靖子 黒木 智子 |
以上18名 (順不同) |
演題: | 「より良い人生を送るために」 |
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講師: | 株式会社 指宿ロイヤルホテル 代表取締役社長 有村 佳子 氏 |
●━━━ 演 題 内 容 ━━━● 今回の講演では、指宿ロイヤルホテル代表取締役社長の有村佳子さんに「より良い人生を送るために」と題してお話を頂きました。 昭和15年埼玉県浦和市で生まれ。戦渦にも巻き込まれ、疎開した経験もありました。昭和34年に高校を卒業後、三井信託銀行へ就職しますが、体調を崩し、1年間の療養を余儀なくされました。その時のことが縁で、有村芳郎氏と知り合い、結婚しま した。 芳郎氏は、身体があまり丈夫ではなかったのですが、「自分は実業家になります、大きな3つの夢、ホテルを作る、焼き物がしたい、そのための釜を作る、薩摩半島を潤す産業、特に豊富にある温泉熱を利用した産業を育成していく、この3つを必ず実現したい」と佳子さんに言い、びっくりさせたそうです。その身体では無理だといわれても、「横になっていても仕事は出来る」と聞かなかったということでした。そんな、いきいきと生きる芳郎氏に、佳子さんも一日一を大切に生きていこう、芳郎さんについていこうと、思いを強くしたそうです。 芳郎氏が亡くなられてから、大変な苦労をしながらホテルの経営を続けて来られました。そんな中、京セラの稲盛会長が主宰する盛和塾に入会しました。勉強会の中では、「善き事を思おう、嫌な事を何かいいことへ換えられないか、よい事と言うのは、必ずその次によい事を呼んでくる。悪い方へ考えると、次に来るのは必ず悪い事だ。経営者は、心をこめて、いつも明るい人生観を持っていきいきと生きていかなければいけない」という言葉に救われたとの事でした。佳子さんの「不幸、災難、病気がやって来たら、ようこそいらっしゃいましたといえるくらいの勇気を持とう」という言葉は非常に印象的でした。 佳子さんの側にはいつもいつも芳郎氏がいたそうです。亡くなってからも同じで、経営でも何でも苦しい時にはいつも語りかけていたそうです。人間は身体は朽ちても魂は死なない、今ここに生きているということは大きな意味がある。人生に無駄はない。と講演を締めくくられました。みんなお話に引き込まれ、心を引き寄せられた講演でした。 以上 |
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