平成13年4月十三会例会


参 加 会 員
小倉 米満 黒木 祥輝 加治 亮一 有村 寛之
奥   博志 中間 利秋 丸尾 直樹 長島 昭典
植村 秀一 松田 武泰 長田 拓哉
新納 重照 安藤 博文 豊永 伸一 以上14名
オ ブ ザ ー バ ー
深川 純一 様 ソニー生命保険株式会社
東 圭太 様
 

演題: 「企業の経費のリストラも考えてみては如何ですか」
講師: (有)アフェクション 代表取締役 早川 美穂 氏

・3年前にファイナンシャルプランナーの資格を取得された早川氏。保険についての、とても興味深いお話をしていただきました。
 この世の中には会社経営でも、生活においても知恵袋が必要である。世間には、さまざまな専門家が大勢いますが今の自分の悩んでいること、気になっていること、そんな思いを誰に相談すれば良いのであろうか。それぞれ個人がその幅広い専門知識を全て取得するのは無理な話である。それらの知識を広く浅く教えてくださる、その案内人がファイナンシャルプランナーの役割であるとの事。
・ファイナンシャルプランナーだけで手数料をいただく文化というのがアメリカでは、はっきり存在します。 日本は、まだそのような文化に遅れている。早川氏は、ある長崎県の社長より建設機械のリース購入の件で相談を受けている。その件でいろいろなことを調べたりしていれば、あっという間に時間はたってしまう。 今日は、ファイナンシャルプランナーの仕事は2割しかしてないな・・・という日も多々あるとの事。はっきりいってボランティアであるが、それを決して無駄であるとは考えていません。その問題に対して自分の持ち合わせているネットワークを総動員して対処します。結果そこにさまざまな縁があり、またその行動がいろいろな人を紹介され、仕事に結びついていっている。
・本業である生命保険一つに関しても、いろいろな方から『おれたちゃ分からんで!』っとよくいわれるそうです。早川氏としては、『分かってもらっては、私の仕事がなくなります。』(^。^) っとお答えするようです。・・確かに・・
 私たち中小企業の経営者としては、その生命保険に関して無駄のないように深く検討して調べるような余裕はどこにもないのではないだろうか。ファイナンシャルプランナーといったブレインをいかに利用して、効率よく運営していくほうが、よっぽど精神的にも、時間的にも無駄がなく、かしこいのでは・・との事。
・リストラって人的問題だけですか?   どの企業でもリストラが進んでおりますが、リストラひとつでも退職金とかその他の経費類についても企業がどこまでどう責任をとればいいのか?このような問題はこれからの会社経営ではしっかりと考えていかなければならない問題である。との事
・昔の人がよく言っていた言葉で、『損して、得とれ!』 マクドナルドがハンバーガー平日半額。ハンバーガーを 食べるなら、ジュース・ポテトセットと、利益率の高いものの販売にまで結びつき、収益を上げている。 ファミリーレストランのドリンクバーにしてもしかり。これからの会社経営は、どこで損をして、どこで収益を上げるかっというビジネスを全ての経営者は考えていかなくてはならない。
 ファイナンシャルプランナーという仕事において早川氏にとっては全く関係のない相談事であっても、結果的に仕事に結びついている。そこが大切なことなのではないだろうかとの事。
                                           以 上
まだまだご報告したいお話があるのですが、またこの次に・・・
 



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